【遮音床性能】住友不動産の注文住宅は遮音床にできる?|二世帯住宅への対応力

こんにちは。数値のデータが大好きなひでぼんです。

今回は、住友不動産の2階の床性能について書いていきます。

我が家は2世帯住宅なので「2階床」の遮音性能がとても重要なポイントになっています。

同じく遮音床が気になっている人は是非参考にしてみて下さい。

住友不動産の遮音床

住友不動産は、オプションで2階の床を遮音床にできる。

これが結論です。

ですが、オプションでの工事になるので追加費用が必要な点は注意。

営業さんいわく、「1㎡につき6000円〜7000円程度」の上乗せでOKとのことでした。

【住友不動産】遮音床の超概算

  • 2階床面積×単価=概算費用
  • 75㎡×7,000円=525,000円
  • 65㎡×7,000円=455,000円
  • 55㎡×7,000円=385,000円

遮音床の施工部分は、2階の床だけなので2階が大きい家ほどコストがかかります。

ですが、二世帯住宅を建てる我が家にとって、遮音床は優先順位が最も高いオプションです。

いくらコストがかかっても導入すべきと考えているので、妥協せずにアップグレードしようと思っています。

住友不動産の遮音床の性能

住友不動産では、遮音床のオプションを搭載した場合、以下の仕様になるそうです。

住友不動産の遮音床性能

  • LH値(重衝撃音)→LH60〜65
  • LL値(軽量衝撃音)→LL55〜60

私が調べた限り、一般的な在来工法の木造住宅では「LH/LL値は70〜75程度」と言われているようですね。

では、この性能がどれほどの物かチェックしてみましょう。

建物の構造で遮音性能を見る

住友不動産の遮音性能は、下の表の赤くした部分に該当します。

参考:住友林業2019年遮音データ
参考 LH値
(重衝撃音)
LL値
(軽量衝撃音)
RC構造 LH50 LL50
LH55 LL55
一般鉄骨造 LH60 LL60
LH65 LL65
在来工法の木造建築の標準 LH70 LL70
LH75

軽量衝撃音(LL値)は、RC構造の建物に匹敵するレベルまで緩和できそうです。

一方で、重衝撃音(LH値)は、鉄骨造レベルというデータになっています。実際に、軽量鉄骨であるパナソニックホームズのデータを見てみると「LL60/LH65」になっていたので、あながち間違いでもないかと。

生活実感で遮音性能を見る

次のデータを見て下さい。

今回も住友不動産の数値に赤色を付けています。

出典:「住宅防音と調音のすべて」久我新一監修 技術資料
遮音
等級
床衝撃音としての生活実感
走りまわり、足音など 椅子、物の落下音など 生活感
L-40 遠くから聞こえる感じ 殆ど聞こえない 気がねなく生活ができる
L-45 聞こえるが気にならない サンダル音は聞こえる 少し気をつける
L-50 ほとんど気にならない ナイフなどは聞こえる やや注意して生活する
L-55 少し気になる スリッパでも聞こえる 注意すれば問題ない
L-60 やや気になる はしを落とすと聞こえる お互いに我慢できる限度

これを見ると、遮音床をオプションで追加しても「生活に支障が出るのでは」と感じませんか?

スリッパの音が毎日永遠に聞こえていたら、私なら発狂してしまいます。ただ、昔から建っている多くの家が「LL60よりも低い数値」だと思うので「さすがにそんなことは無いだろう」と個人的には思っています。

まだ、調べ方が足りていないので、L値については別の記事で詳細をまとめていきたいと思います。

住友不動産の遮音床の構造

次に、遮音床の性能を見てみましょう。

住友不動産の遮音床の構造は次のイメージの通りです。

引用:住友不動産公式ページ

この遮音床構造にした場合に、オプションとして追加されるのもは3つ。

  1. シャオンQ(アスファルト遮音マット)
  2. スーパーハードボード(硬質石膏ボード)
  3. サウンドカット(接着剤)

構造用合板下のグラスウールは標準で充填されるのでコストの増減には関係ありませんでした。

シャオンQ(アスファルト遮音マット)

田島ルーフィング株式会社の製品です。

アスファルトに酸化鉄粉を混ぜてつくられた高性能制振遮音材。

引用:田島ルーフィング株式会社

驚きなのが、その重量。

「910mm×910mm」で「18.4kg」もあるそうです。

質量がこれだけ大きいと音の伝わりを低減してくれるのにも納得です。

シャオンQには厚さが3種類「4mm/6mm/8mm」ありますが、住友不動産では最大厚の「8mm」を採用していました。

スーパーハードボード(硬質石膏ボード)

出典:吉野石膏

こちらは、吉野石膏という会社の製品です。

いわゆる硬質石膏ボードと言われる部材で耐火性能にも優れているとのこと。

メーカーのページをチェックしてみると、学校の廊下や体育館などにも利用されているようです。

石膏ボードだと、水をこぼした時に「床下の合板が腐ったりしないか?」と不安に思いましたが、どうやら防水仕様になっているようなので安心しました。(シャオンQも上に敷いていますしね。)

尚、住友不動産では「12.5mm」のスーパーハードボードを利用します。こちらも普通の石膏ボードよりもかなり質量があるので遮音には活躍しそうです。

サウンドカット(接着剤)

出典:吉野石膏

同じく、吉野石膏の製品。

下地とスーパーハードボードを張り合わせる接着剤です。

硬化後も弾力が残るので、振動を伝わりにくくしてくれます。

住友不動産の遮音床|まとめ

  • 住友不動産は、オプションで2階の床を遮音床にできる。
  • 硬質石膏ボードや遮音マットによる層が追加される。
  • 費用は1平米あたり6,000円〜追加
  • LL値は「60〜65」
  • LH値は「55〜60」
  • 生活実感の表現は不安が残る。

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